デスケーラーはプレート式熱交換器に特化した設計のスケール除去液ですが、クーリングタワーや配管など様々な場所で使われています。蓄積したスケールを短時間で除去する優れた洗浄力と高い安全性を両立しており、環境への影響も配慮されているので安心して使うことができます。デスケーラーを使って熱交換器のスケールを除去するには、まず本体下部から液体を注入して上部から排出される流れを作ります。ポンプを使って数時間にわたり循環させる簡易なシステムを作りますが、フィルターなどでゴミが混入しないようにします。

指定された時間にわたって循環を行った後で洗浄液を全て抜き取ります。必要がある場合には、逆サイクルでもう1回洗浄してから液体を全て抜き取るとよいでしょう。洗浄液を全て排出したら水でフラッシングを行い10分以上ポンプで循環させ、最後に水を排出して作業完了です。廃液を廃棄処分するためには、一般的な排水基準を満たさなければなりません。

中和処理を行って適切な方法で処分することが大切です。デスケーラーは基本的に2倍以上の水による希釈を前提としていますが、アルミや亜鉛の環境下では使用を避ける必要があります。ただし希釈の度合いによってはアルミラジエターなどの洗浄にも使うことができるので、メーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。デスケーラーを使ってプレート式熱交換器を洗浄する場合には、開放が不要です。

ガスケットを開放しないので、張替えの費用も不要になります。コストを抑えて効率的にスケールを除去したいのであれば、デスケーラーを使うのがおすすめです。