日本人の多くの方が、家族全員で末永く幸せに暮らせるマイホームを手に入れることを人生の夢と思われています。総務省が2021年に実施したアンケートでは、20代から40代の男性の多くが持ち家を手に入れたいと述べられていました。そして昨今では注文住宅というものが人気を集めており、新築一戸建ての需要が急激に高まりを見せているほどです。大半の方が大きな土地と家屋を望まれますが、都心部などの街中では広大な土地を確保するのが困難を極めます。
また固定資産税も高くなるので、所有をしたあともコスト面で負担が掛かるものです。そこでここでは、20坪以下の小さな家で満足できる暮らしの良さをご紹介していきましょう。小さい家の魅力はなんといっても、家族全員で同じ時間を同じ空間で過ごせることです。1980年以降、国内では子供部屋や寝室など家族それぞれの部屋を設ける住まいが主流となりました。
これにより一緒に食事をする機会が大きく減少したと言われる方も多く、一家団欒を実現できない場合もあったわけです。ところが20坪以下の小さい家の場合、個室を用意する空間が限られるのでリビングなどで全員が集まるのが多くなります。これにより、自然とお互いが顔を合わせて交流を持てるようになるでしょう。小さい家の良さは面積が狭いことをうけて、年間にかかる固定資産税もお安いという点です。
4名程度の平均的な人数であれば、小さい家を建設することがおすすめです。